Chapter 1

ヒト由来 幹細胞培養上清液が肌の健康を支えるしくみ

複数のシグナルを、ひとつの成分に。

ヒト由来 幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する過程で得られる上澄み液のことを目指します。
細胞そのものは含まれておらず、培養の過程で細胞が分泌したタンパク質、サイトカイン、エクソソームなど、さまざまな生理活性物質が含まれています。
ひとつの有用成分として働くというよりも、複数のシグナルの集合体として肌に届く。これが、この成分の特徴です。
水分保持、炎症、ターンオーバー。これらの上清液に関する研究*は世界的に進められており、肌がより応えやすい、すこやかな状態を支える可能性が以下の論文によって示唆されています。

  • 下記の研究は当社商品の試験結果ではありません。
ヒト幹細胞培養上清液は、幹細胞の培養過程で得られる
ヒト幹細胞培養上清液は、幹細胞の培養過程で得られる

ヒト由来 幹細胞培養上清液が支える"3つ"のこと

  • 01

    肌の水分保持を支える

    ヒト試験において、ヒト幹細胞培養上清液の塗布によって、肌のバリア機能と水分保持が改善したことが報告されています。

  • 02

    肌の慢性的な炎症を抑える

    複数の研究報告において、ヒト由来 幹細胞培養上清液に抗炎症作用が示されています。
    ヒト試験では赤みの軽減が確認されており、細胞試験では炎症関連マーカーやコラーゲン分解に関わるマーカーの発現低下が報告されています。

  • 03

    ターンオーバーを支える

    細胞研究により、ヒト由来幹細胞培養上清液がターンオーバーの改善に効果があることが示されています。

01

肌の水分保持を支える

ヒト試験において、ヒト幹細胞培養上清液の塗布によって、肌のバリア機能と水分保持が改善したことが報告されています。

02

肌の慢性的な炎症を抑える

複数の研究報告において、ヒト由来 幹細胞培養上清液に抗炎症作用が示されています。
ヒト試験では赤みの軽減が確認されており、細胞試験では炎症関連マーカーやコラーゲン分解に関わるマーカーの発現低下が報告されています。

03

ターンオーバーを支える

細胞研究により、ヒト由来幹細胞培養上清液がターンオーバーの改善に効果があることが示されています。

エビデンス
試験種別:ヒト試験
対象者:女性64名
試験期間:4〜8週間
結果:TEWL(経皮水分蒸散量)が低下し、肌水分量が増加

[Source]
Putri WE, et al. The effect of human adipose stem cell-conditioned medium (hASC-CM) in photoaged skin. J Stem Cells Regen Med. 2024;20(2):47–52.

エビデンス #1
試験種別:ヒト試験
対象者:19名
モデル:腕にフラクショナルCO₂レーザー(FxCR)で炎症を誘導
比較:上清液あり vs 対照培地(DMEM、上清液なし)
結果:対照と比べて紅斑(赤み)が有意に低下

[Source]
Zhou BR, et al. The effect of conditioned media of adipose-derived stem cells on wound healing after ablative fractional carbon dioxide laser resurfacing. Biomed Res Int. 2013;2013:519126.

エビデンス #2
試験種別:細胞試験
モデル:ADSC-CM(脂肪由来幹細胞培養上清液)を添加した線維芽細胞および角化細胞
結果:MMP-1(コラーゲン分解に関わる酵素)およびIL-6(炎症性サイトカイン)の発現が低下

[Source]
Li L, et al. Conditioned medium from human adipose-derived mesenchymal stem cell culture prevents UVB-induced skin aging in human keratinocytes and dermal fibroblasts. Int J Mol Sci. 2019;21(1):49.

エビデンス #3
試験種別:細胞試験
モデル:SF-ACM(無血清脂肪由来培養上清液)を添加した線維芽細胞および幹細胞
結果:SASP関連の炎症性サイトカイン、特にIL-6の低下が確認された

[Source]
Li J, et al. A serum-free adipose-conditioned medium delays stem cell senescence and maintains tissue homeostasis via IL-6/STAT3 axis suppression. Stem Cell Res Ther. 2025;16:668.

エビデンス #1

試験種別:細胞試験
モデル:ASC-CMを添加した角化細胞および線維芽細胞
結果:細胞増殖が促進された

[Source]
Lee SH, et al. Paracrine effects of adipose-derived stem cells on keratinocytes and dermal fibroblasts. Ann Dermatol. 2012;24(2):136–143.

エビデンス #2
試験種別:細胞試験
モデル:ASC-CMを添加した角化細胞
結果:表皮基底層マーカーであるDLL1およびJagged2の発現が増加した

[Source]
Ademi H, et al. Effects of an adipose mesenchymal stem cell-derived conditioned medium and TGF-β1 on human keratinocytes in vitro. Int J Mol Sci. 2023;24(19):14726

複数の生理活性物質が、
複数の生物学的な働きに同時に関与。
肌が応えやすい環境を整えます。

幹細胞培養上清液は劇的な変化をもたらすものではありません。
表面だけに働きかけるのではなく、肌が本来の力を発揮しやすい状態を支え、肌がより応えやすい環境を整えるという特徴があります。

Chapter 2

ReUのヒト由来 幹細胞培養上清液「Corevia™」

Corevia™の何が違うのか

ヒト由来 幹細胞培養上清液への関心が高まる一方で、その製造方法や取り扱い方法、理解のされ方には差があります。
私たちは、その違いこそが重要であると考えています。

ReUのスキンケア商品に使用されているのは、U-Factorライフサイエンス株式会社が製造するヒト由来 幹細胞培養上清液「Corevia™(コレヴィア)」。
ヒト由来 幹細胞培養上清液においては、一貫性の確保、取り扱い、そして製品品質の維持を重視しています。

  • ReUは、ヒト由来 幹細胞培養上清液および再生医療関連の研究を行うグループ会社、U-Factor ホールディングスの一員です。

由来細胞

乳歯由来歯髄幹細胞 ”SHED”

Corevia™には、適切なスクリーニングを経た若年ドナーの乳歯歯髄由来幹細胞(SHED:Stem cells from Human Exfoliated Deciduous teeth)を使用しています。

細胞の分裂回数には限りがあるため、ドナーの年齢は細胞の状態や増殖能に影響を与えます。若いドナー由来の細胞は老化の兆候を示しにくく、炎症に関連する因子を放出しやすい老化細胞の影響も受けにくいと考えられています。
また、これらの細胞は歯のエナメル質に守られた環境内に存在し、血液供給が限られた低酸素にあります。
これにより酸化ストレスへの曝露が抑えられ、細胞の活性が維持されやすくなる可能性があります。

これは、生理活性物質を豊富に含むCorevia™の製造において、重要な背景の一つです。

安全性・品質・取り扱い

妥協しないこと

Corevia™は、すべての製造ロットに対して厳格な品質基準を適用しています。基準を満たさないロットは、ReU製品には使用しません。

  • ドナースクリーニング

    Corevia™は、日本国内で提供されたヒト乳歯から採取した歯髄幹細胞を培養し、その培養液を原料として製造しています。
    歯の提供および歯髄組織の採取は、倫理審査委員会の承認のもと、ヒトを対象とする研究に関する国内の関連指針に則って実施されています。
    また、厚生労働省の生物由来原料基準を参考に、製造に使用する前に指定された感染症マーカーのスクリーニングを実施しています。

  • 実施している安全性試験

    安全性は、無菌試験、エンドトキシン試験、およびマイコプラズマ試験の3種類により評価しています。
    いずれも、品質および安全管理の確立された方法に基づき、外部検査機関で実施しています。

  • 製造環境

    Corevia™は、製造品質を維持するために管理されたクリーンエリア内で製造されています。
製造工程全体を通じて、汚染リスクを低減するための手順および環境管理を実施しています。

  • 生理活性成分の安定性を保つために

    Corevia™には、熱に影響を受けやすい生理活性成分が含まれています。
    社内試験において、20°Cで3か月間保管した場合、活性タンパク質量が初期値の約3分の1まで低下することが確認されました。
    そのため、温度管理も品質管理の一環と考えています。
    原料は製造後すぐに冷凍保存し、経時変化を最小限に抑えながら、生理活性成分の状態を守っています。
    また、この考え方はCorevia™を配合した製品にも引き継がれており、製造後の取り扱いにおいても一貫した管理が行われています。

ドナースクリーニング

Corevia™は、日本国内で提供されたヒト乳歯から採取した歯髄幹細胞を培養し、その培養液を原料として製造しています。
歯の提供および歯髄組織の採取は、倫理審査委員会の承認のもと、ヒトを対象とする研究に関する国内の関連指針に則って実施されています。
また、厚生労働省の生物由来原料基準を参考に、製造に使用する前に指定された感染症マーカーのスクリーニングを実施しています。

実施している安全性試験

安全性は、無菌試験、エンドトキシン試験、およびマイコプラズマ試験の3種類により評価しています。
いずれも、品質および安全管理の確立された方法に基づき、外部検査機関で実施しています。

製造環境

Corevia™は、製造品質を維持するために管理されたクリーンエリア内で製造されています。
製造工程全体を通じて、汚染リスクを低減するための手順および環境管理を実施しています。

生理活性成分の安定性を保つために

Corevia™には、熱に影響を受けやすい生理活性成分が含まれています。
社内試験において、20°Cで3か月間保管した場合、活性タンパク質量が初期値の約3分の1まで低下することが確認されました。
そのため、温度管理も品質管理の一環と考えています。
原料は製造後すぐに冷凍保存し、経時変化を最小限に抑えながら、生理活性成分の状態を守っています。
また、この考え方はCorevia™を配合した製品にも引き継がれており、製造後の取り扱いにおいても一貫した管理が行われています。

スクリーニング項目

  • HBs抗原(HBsAg)
  • HBs抗体(HBsAb)
  • HBc抗体(HBcAb)
  • HCV抗体(anti-HCV)
  • HTLV-1抗体
  • HIV抗原
  • HIV抗体
  • 梅毒(RPR、TPHA)

無菌試験
好気性菌・真菌・嫌気性菌を含む微生物汚染の有無を確認。無菌性が保たれ微生物の増殖がないことを確認するため。

エンドトキシン試験
細菌由来のエンドトキシンを確認。無菌であってもエンドトキシンが残存する可能性があるため別途測定が必要。

マイコプラズマ試験
細胞培養を汚染しうる極めて小さな微生物、マイコプラズマを確認。検出が難しいため専用の試験が必要。

製造環境の管理

  • 汚染物質の持ち込みを防ぐためのガウン着用手順
  • 製造環境の定期的な清掃・消毒
  • 清浄度を確認するための浮遊粒子モニタリング
  • 定期的な生菌数試験および関連する環境管理

構成成分

Corevia™に含まれる
代表的な生理活性成分

Corevia™には、成長因子、サイトカイン、細胞外マトリックス関連タンパク質、エクソソームなど、約5,000種類の生理活性成分が含まれています。
これらは、肌構造、炎症、そして再生・更新に関わる要素とつながっています。

肌構造に関わる生理活性成分

FGF2 成長因子

線維芽細胞および角化細胞の活動、さらにコラーゲン、ヒアルロン酸、トロポエラスチンなどの細胞外マトリックス成分の産生と関連。肌の修復にも関与。

SPARC 細胞外マトリックス糖タンパク質

肌構造を支える特定のコラーゲン産生に関与。

TIMP-1 マトリックス調節因子

コラーゲン分解に関与しているMMPの働きを調節し、肌の構造タンパク質を守る。

Fibronectin 細胞外マトリックス

細胞接着や、肌の修復に関わる過程に関与。

炎症関連プロセスに関わる生理活性成分

TGF-β サイトカイン

炎症反応の調節に関与し、肌の修復とも関連。

Galectin-1 マトリックス調節因子

炎症との関連が研究されており、動物実験では湿疹様モデルにおける皮膚症状の改善と関連が報告されている。

再生・更新に関わる生理活性成分

Proenkephalin 神経調節因子

肌のターンオーバーや自然な更新サイクルとの関連性が示されている。

エクソソーム

エクソソームは、細胞間の情報伝達に関与する微小な細胞外小胞です。
Corevia™においては、単独の有用成分としてではなく、素材全体を構成する要素の一つとして含まれています。

Chapter 3

医療研究の背景

U-Factorライフサイエンスについて

ALSやアルツハイマー病をはじめとする多くの重篤な疾患において、いまだ有効な治療法は限られています。
U-Factor ホールディングスの一員であるU-Factorライフサイエンス社は、ヒト幹細胞培養上清液を中心に、再生医療領域における創薬・開発に取り組み、アンメットメディカルニーズの高い難治性疾患に向き合っています。

  • 本章では、U-Factorホールディングス傘下のU-Factorライフサイエンスが実施している研究についてご紹介しています。
ReU製品は医療行為・医薬品ではではありません。また、ここでご紹介~する研究結果は、ReUスキンケア製品の効果を示すものではありません。

共同研究・連携

U-Factorライフサイエンスは、大学や医療機関と連携し、ヒト幹細胞培養上清液に関する基礎研究および臨床研究を進めています。
研究テーマは、細胞再生や組織修復、それに関連するメカニズムなど多岐にわたります。
In vitro、in vivoの研究に加え、前臨床研究および臨床研究にも取り組んでいます。

  • 慶應義塾大学
  • 東京慈恵会医科大学
  • AIST SOLUTIONS

東京慈恵会医科大学 × U-Factorライフサイエンス

研究テーマALS、パーキンソン病

研究の詳細

東京女子医科大学 × U-Factorライフサイエンス

研究テーマ脳動脈瘤

研究の詳細

慶應義塾大学医学部 × U-Factorライフサイエンス

研究テーマドライアイ、緑内障

研究の詳細

産業技術総合研究所(AIST)× U-Factorライフサイエンス

研究テーマ乳歯由来歯髄幹細胞培養上清液の作用機序

研究の詳細

特定臨床研究

U-Factorライフサイエンスは、厚生労働大臣が認定した認定臨床研究審査委員会の審査・承認を経て、提携医療機関とともに特定臨床研究も実施しています。

  • ひとのわメディカル

ひとのわメディカル × U-Factorライフサイエンス

研究テーマALSに対するSHED培養上清液投与の安全性および有効性評価

研究の詳細
  • ReUはU-Factorホールディングスの一員であり、Corevia™はU-Factorライフサイエンスが培ってきた再生医療研究と品質管理の知見を背景に生まれています。その基盤が、ReU製品における品質管理の考え方にも活かされています。

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