ヒト由来・植物由来・動物由来、幹細胞の種類も色々

ヒト由来・植物由来・動物由来、幹細胞の種類も色々

幹細胞の種類は、原料となる幹細胞を何から抽出しているかでわってきます。

大きく3つに分けられ、それぞれ異なる特徴を持ちます。

ヒト乳歯由来 幹細胞培養上清液とは? 読む ヒト由来・植物由来・動物由来、幹細胞の種類も色々 1 分 なぜ乳歯歯髄由来の幹細胞を使うのか?

幹細胞の種類は、

原料となる幹細胞を何から抽出しているかで

変わってきます。現在流通しているものでは、

①ヒト由来②植物由来③動物由来と、

大きく3つに分けられそれぞれ異なる特徴を持ちます。

 

人から採取した細胞を精製した

「ヒト由来の幹細胞を始めとし、

リンゴ、アルガンツリーやバラの植物由来の幹細胞、

豚や羊などの動物の細胞から作られたものを動物由来の幹細胞といいます。

しかし、

動植物の細胞と、人間の細胞とはまったく別物なので、

ヒトにはヒトの幹細胞培養液が有効と考えられています。

その理由として、人間の肌の表面には

その特定の機能をスタートさせる

“レセプター”という鍵穴のようなものがあり、

ヒト幹細胞培養液には、

その穴に合致する鍵"リガンド"になる

保湿成分が豊富に含まれるためです。

 

例えるならば、

鍵穴に当てはまる鍵をさしてあげるとエンジンがかかり、

肌のターンオーバーのケアができたり、

お肌にハリを与えるというイメージです。

 

ヒト幹細胞はヒトから採取しているため、

人体に使用してもアレルギー反応を起こすことが少ないのもメリットです。

細胞を提供するドナーに対しては細菌やウイルスの検査を厳密に行うなど、

原料の安全面も十分に確認されていることが大前提となります。

 

植物幹細胞にはヒト幹細胞のように鍵と鍵穴のような仕組みがないものの、

抗酸化作用が強く、保湿力にも優れている点から

肌を保護したり肌状態を改善が期待できると言われています。

 

羊や豚といった動物の胎盤から採取された幹細胞は、

ヒトの幹細胞と構造が似ているといわれますが、

アレルギーを発症するリスクも否定できず、

安全性の面からも国内では流通が少ないそうです。

 

幹細胞コスメといっても、

3つとも全然違うものなんですよね。

購入する時は、成分を良く見て、

より安全安心なものを選ぶということが大事ですね!