肌寒くなり、空気の乾燥が気になる季節。
乾燥や花粉に気を付けたい秋は、PM2.5など、目に見えない微細な汚染物質が秋~冬にかけて飛散量が増加していることご存知でしたか?
空気中に浮遊するPM2.5が肌にどんな影響を与えるのか、見てみましょう。
■PM2.5とは?
PM2.5とは、空気中に浮かぶ微細な粒子状の汚染物質のこと。
「PM」は「Particulate Matter(粒子状物質)」の略で、「2.5」はその粒子の大きさが2.5㎛以下であることを意味します。髪の毛の直径の30分の1ほどの大きさなので、目に見えません。
PM2.5は、工場の煙や車の排気ガスどから発生し、吸い込むと肺の奥まで入り込み、私たちの身体を及ぼを可能性があります。
また、肌に付着するとカサついたり、肌荒れの原因になることもあります。
①スキンケアの切り替え
空気中に浮遊するPM2.5は、肌に付着することで肌荒れを引き起こし、トラブルの原因となります。
そのためにも、洗顔やスキンケアは「優しい成分・保湿重視」に切り替えるのもおすすめです。
・過度な洗顔を避ける:肌の乾燥を進行させないために、ゴシゴシ洗いは避けましょう。朝はぬるま湯で軽く洗顔するか、クレンジングミルクを使うと◎
・保湿力のあるスキンケアに:化粧水や乳液、クリームを選ぶ際には、保湿成分(ヒアルロン酸*、セラミド*など)が配合された製品を使用することがポイントです。
・肌に優しい成分を選ぶ:敏感肌や荒れやすい肌には、アルコールや香料が含まれていない、低刺激のスキンケア製品を使用しましょう。
*保湿成分
②肌への影響と対策
秋から冬にかけて空気は乾燥し、PM2.5の飛散量が増えるため、この時期は特に注意しましょう。
<注意点>
・外出時の対策:肌荒れが気になる時は、帽子やマスクを活用して肌への接触を防ぎましょう。
・整肌成分を取り入れる:ビタミンCやビタミンEなど、抗酸化作用のある成分を含むスキンケア製品を使用することで、酸化ストレスによる肌ダメージを軽減できます。
<対策>
・加湿器の使用:室内の湿度が低下する11月以降は、加湿器を使用し、室内を適正な湿度(50%前後)に保ちましょう。湿度が保たれることで、空気中に浮遊しているPM2.5が床に落ちます。
・バランスの取れた食事:肌の保湿力をサポートためには、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけましょう。特にビタミンA、C、Eを含む食材(にんじん、ピーマン、アーモンドなど)が乾燥対策に効果的です。
・十分な睡眠:肌を整え、保湿力の向上には十分な睡眠が不可欠です。ゆらいだ肌を整える作業は睡眠中に行われるため、最低でも7~8時間の睡眠を確保するようにしましょう。
ご紹介したポイントを抑えて、乾燥しやすい11月を乗り越えましょう。
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